コロナ禍で始まった「新しい生活様式」、あと少しで2年が経とうとしています。
日々の生活で私たちの身体にどのような変化をもたらしているでしょうか?
在宅勤務や外出自粛による運動量の減少・体重の増加、パソコンの長時間利用でドライアイが悪化したなどがニュースなどでも取り上げられています。
しかし、その中でも特に懸念されているのが「喫煙量の増加」です。
実際、某研究センターが行った「新型コロナウイルスとたばこに関するアンケート調査」では、喫煙者の約18%が、“コロナ禍の生活様式の変化によって喫煙量が増えている”と回答しました。
喫煙量増加の最も大きな原因としては、下記の理由が多くあげられました。
- 生活や環境の変化に伴うストレスの増加…49%
- 職場は禁煙だが自宅では制約がない…34%
- 自宅では周囲の目が気にならない…10%
たばこに関連するニュースでは、最近も国内の某大手企業が「就業時間中の全面禁煙」の実施を発表し、“在宅勤務中も禁煙を求める方針”が話題になりましたよね。
社内・在宅勤務に関わらず、就業時間内は全面禁煙とする方針で、出社の機会が減った社員も含め、健康管理と業務効率性の向上を図ることを目的としています。
ちなみに、就業時間中の喫煙に関連のある法律としては「健康増進法」があります。
これは主に受動喫煙の防止を目的としたもので、「改正健康増進法」が2020年4月に施行されました。
具体的な例をあげると、医療機関においては敷地内禁煙(特定屋外喫煙所を設けることは可能)となりました。
働く人の健康管理を重要視した「健康経営」を国も推奨しているので、今後、国内の企業で全面禁煙を施す取り組みが強化されていくかもしれませんね。
また非喫煙者への配慮として、医療機関独自の更なる取り組みを行うところもございますので、健康を気にされている方で転職をお考えの方は是非医師ジョブまでお問い合わせください!