燃え尽き症候群

突然ですが、「燃え尽き症候群」という言葉をご存知でしょうか。

別名「バーンアウト」とも呼ばれ、これまで高い使命感や責任感を持って仕事に取り組んでいた人が、ある日突然燃え尽きてしまったかのように情熱や意欲を失ってしまう状態になることをいいます。

医療職や介護職のようなヒューマンサービスが必要とされる現場に見られることが多く、成果や評価を数字で表すことが難しいため気付かないうちに身体的・精神的に疲弊し、場合によっては離職へ繋がってしまうケースもあります。

燃え尽き症候群かどうかをチェックするツールとして「MBI(マスラック・バーンアウト・インベントリー)」というものがあります。

MBIでは燃え尽き症候群をチェックするための項目として「情緒の枯渇」「脱人格化」「個人的達成感の減少」の3つを挙げ、この項目に複数当てはまる場合バーンアウトの可能性が高いとしています。

この燃え尽き症候群を引き起こす原因としては、「完璧主義」「真面目」「自分に厳しい」などの個人要因、「過重労働」「人間関係の悩み」「給与の低さ」などの環境要因が関係しているとされています。

これを防ぐためには、バーンアウトの兆候に早めに気づくことはもちろん、完璧主義を追い求め過ぎずプライベートの時間を有効に使い、適切な休息をとることも大切です。

また転職をすることも一つの手段かと思います。

医師としてのやりがいやオーバーワーク、キャリアの方向性、ご家庭の事情など、心身ともに疲弊してしまう原因はお一人お一人異なります。

弊社では先生方の抱えるお悩みを十分にお聞きした上で、先生に合った転職先をご提案いたします。

もちろん、現時点で転職を迷っている方も是非お気軽にお問合せください。