先週に引き続き、新型コロナウイルスのワクチン接種に関するお話です。
日本では2021年2月より接種が開始され、約3ヶ月が経過しました。
首相官邸のホームページによると、これまでのワクチン総接種回数は1000万回を超えています。
ご存じの通り、ワクチンの接種には以下の通り優先接種順位が設けられています。
第1グループ：医療従事者等
第2グループ：65歳以上の高齢者
第3グループ：基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者
第4グループ：第1～3グループに該当しない者
これまでの状況を整理すると、2月に一部医療機関の医療従事者を対象とした先行接種が始まり、3月にそれ以外の医療従事者への優先接種が開始。
4月には一部地域で65歳以上の高齢者への接種が始まり、5月の連休明けから全国で高齢者への接種が本格化している状況です。
今後の見通しとして、政府は“7月末を念頭に高齢者への2回目の接種を終えたい”との方針を出しています。
政府の方針を受け、多くの自治体で当初の接種計画の見直しが必要となり、個別接種できる医療機関や予約枠の拡大・打ち手の確保が必要となりました。
先生方の中にも、お勤め先の病院やクリニックで新たにワクチン接種を開始したりと、体制の変化があった方もいらっしゃるかもしれませんね。
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