弊社では先生方のご転職のサポートをさせていただいておりますが、以前にもメールマガジン内でお伝えさせていただきましたとおり、転職活動では【タイミング】が大変重要になってまいります。
今回は先生方のご転職を応援するという意味も込めて、今回は転職活動の【タイミング】についてお話をさせていただければと思います。
また、【タイミング】以外にも転職を成功させていただくためのポイントがいくつもございます。
【クラシスの転職サポート】の流れや【候補施設の選定】、【見学・面接時のポイント】、【その後の条件交渉】等、複数回にわたりご案内できればと思いますので、是非お目通しいただけましたら幸いです。
転職活動の【タイミング】
ところで、先生方は転職しようと思った時、タイミングを気にされたことがある方はいらっしゃるでしょうか。
思い立ったが吉日!という先生方もいらっしゃるとは思いますが、先生方が思い立つきっかけというのは多種多様だと思います。
しかし、やはり流れというものはございます。
全員が全員同じという話ではありませんが、実のところこの夏の時期というのは【一般的に来春に向けて動かれる方が多いタイミング】です。
事実、現在ご転職をお考えの先生方には、来年4月のご就任に向けて活動をされている方も多くいらっしゃることと存じます。
医局でご活躍の先生方も多く、また民間病院でも4月からの1年契約をされる先生方が多いことから、実際にクラシスで転職のお手伝いをさせていただいている先生方のうち3~4割程度は4月に入職をされております。
なお、4月就任の転職をされる場合、例年のスケジュール感としては概ね以下のとおりです。
≪一般的な転職スケジュール≫
- 6月~8月 ・・・ 情報収集、候補施設の選定
- 9月~11月 ・・・ 見学・面接
- ~12月 ・・・ 入職確認・内定/勤務先への退職の申し出
- 1月~3月 ・・・ 退職交渉、引き継ぎ
- 4月 ・・・ 転職先への就任
例年は上記のスケジュールで動かれる先生が多く、クラシスでも先生方のタイミングに合わせてサポートをさせていただいておりますが、コロナ禍に入ってからはその影響もあってか全体的にスピード感が早めです。
4月もしくはそれ以前から情報収集を始められるケースが多く、現在既に来年4月の転職に向けた見学・面接も複数ご調整させていただいている状況です。
つまり例年では9月~11月にかけて医療機関に見学・面接に足をお運びいただく先生方が多いですが、そのタイミングでは条件の良い求人が充足してしまっている可能性もあります。
余裕があれば少し前倒しをして活動をされることをお勧めしたいところです。
ちなみに、お盆前(8月9日前後)~8月末(概ね24日前後)は、例年この期間に医療機関側の院長、診療科部長、事務長が交代で夏季休暇を取得されていることが多くございます。
その為、やはり8月中は見学・面接の調整が難しい時期だと言って良いでしょう。
つまり、今年の転職活動においては上記のリスクを踏まえた上でスケジュールを早めに調整することが、良い転職をするための1つのポイントになるということが言えそうです。
施設に足をお運びいただくにあたりスケジュール調整が難しい先生には、一旦オンラインで事務長(場合によっては診療科部長や院長)との面談を調整させていただくことも可能です。
担当エージェントに是非ご相談いただければ幸いです。
最後に
勿論、双方の最終的な意思決定には、実際に施設を見学し、一緒にお仕事をされる先生方に直接お会いいただくことが必要と考えます。
弊社としても、その時々の状況に合わせた最適なサポートができれば、と考えております。
次回以降はクラシスでの転職サポートの内容や各フェーズでのポイントについてご案内できればと思います。
感染がリバウンドを続けるなか先生方も大変お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが、どうかくれぐれもご自愛くださいませ。