大都市圏における車通勤!メリット・デメリットについて解説

大都市圏における車通勤!メリット・デメリットについて解説

大都市圏における車通勤!メリット・デメリットについて解説

転職先を探す際に、条件面と合わせて勤務先へのアクセスや実際の通勤手段を気にされる方は多いと思います。

運転免許をお持ちの場合には、車通勤か電車通勤か、迷われている方もいらっしゃるかもしれません。

特に医師ジョブにご相談をいただくことの多い大都市圏での通勤のことも一緒に解説してまいります。

大都市圏の通勤方法

大都市圏にお住まいの先生方はお分かりかと思いますが、大都市圏では電車通勤という選択肢もかなり一般的です。

特に東京圏(特に東京23区内)においては、「電車通勤のみ可能」という条件のところも多く、車通勤自体が出来ないというところも多くなっています。

これは少し古い調査にはなりますが、国土交通省「全国都市交通特性調査(2015年)」でも大都市圏の電車通勤の多さが証明されています。

コロナ禍の三大都市圏鉄道混雑率

三大都市圏(東京都市圏・大阪都市圏・名古屋都市圏)では、平日の通勤手段として50.4%の方が鉄道を利用していると回答しています。

反して、三大都市圏で自ら運転した自動車で通勤していると回答した方は24.8%となりました。

通勤時の交通手段(平日)三大都市圏地方都市圏全国計
鉄道50.4%6.8%29.4%
バス1.9%4.3%3.1%
自動車(運転)24.8%58.4%41.0%
自動車(同乗)2.2%3.6%2.9%
自動二輪車3.6%4.2%3.9%
自転車11.5%14.0%12.8%
徒歩5.5%8.6%7.0%

参考:都市における人の動きとその変化~平成27年全国都市交通特性調査集計結果より~(pdf形式)

また大都市圏においては、郊外に戸建てを持つ方などが都心などへ通勤するため、平均通勤時間が1時間を優に超えるというケースも少なくありません。

さらに鉄道網の発達から路線の直通運転なども増え、JRによる上野東京ラインなどはその最たるものと言えるかもしれませんね。

医師においては都心3区にお住まいの方も多い一方、その周辺区や、そもそも都外(千葉県や神奈川県、埼玉県など)にお住まいの方も増えています。

一方で関西方面に目を向けると、大阪市内なども電車通勤が前提となっている医療機関は少なくありませんが、東京23区内に比べれば車通勤も相談可能なところが多くございます。

北摂方面は鉄道会社が鉄道敷設と並行して住宅街を造成した経緯などもあって、高級住宅街も郊外に多く、そちらに住んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

北摂から大阪場合には、関東平野にある東京の山の手(という言葉も近頃は多く聞かなくなりましたが…)と比べて、標高差があるのも特長でしょうか。

東京程の人口密度がないこともあり、造成された住宅街や医療機関とそれらの最寄り駅の距離が遠い場合も多く、関西方面では車も必要だと言えそうです。

ただし大都市圏では電車網が非常に発達しているため、他の地域に比べると発展して居ると言っても過言ではございません。

電車通勤と比較!車通勤のメリット・デメリット

では、車通勤はどうでしょうか。
メリット・デメリットを、電車通勤と比べながら簡単にご紹介したいと思います。

 

<車通勤のメリット>
・通勤ラッシュや人混みを避けられる

電車通勤する人の多くがストレスに感じている部分でもあり、満員電車に揺られての出勤は長時間でなくとも疲れてしまいますよね。
車通勤であれば、朝夕の通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、人混みを割けて一人の時間を確保することが可能です。

・時間の融通が利く・時間の短縮になる

電車通勤の場合は、電車の時間や乗り継ぎなどを気にしなければいけません。
一方で車通勤であれば、出勤時間に間に合いさえすれば、分単位で時間を気にする必要はありません。
また、公共交通機関を使うと遠回りになるケースなどは、車通勤であれば最短ルートで行けるため、通勤時間を大幅に短縮できる場合もあります。

 

<車通勤のデメリット>
・渋滞を考慮しなければならない

通勤ルートによっては渋滞が発生する場合もあり、遅刻しないために早めに家を出なければいけないケースもあります。
また天候によって渋滞の程度が変わる場合も考えられるというのは言えそうです。

時間が読めないストレスを感じる場合には、概ね定刻通りに動いてくれる電車通勤の方が安心かもしれません。

・必ず自分で運転をしなければならない

車通勤の場合、悪天候でもどんなに疲れていても、必ず自分で運転する必要があります。
また、電車通勤の場合は移動時間に寝たり、本を読んだり、勉強したりと時間を自由に使うことも出来ますが、車通勤の場合は運転に集中しなければいけません。
毎日の運転が負担になる場合には、乗りさえすれば目的地まで行ける電車通勤の方が楽に感じるかもしれません。

 

以上、車通勤のメリット・デメリットを簡単にご紹介しました。

通勤はほぼ毎日のことなので、小さなストレスも積み重なればそれ自体が転職理由にもなり得る、意外と重要な部分です。

車通勤・電車通勤のどちらにもメリット・デメリットはありますので、自分に合った通勤手段をご選択いただければと思います。

最後に

もちろん、通勤方法は車と電車以外にも、バスや有料特急、バイク、自転車、徒歩でも可能です。

ただ、ご自身の生活圏内で勤務先を探されている方というのはかなり少ないため、自転車や徒歩という選択肢はあまり浮かばないかと思います。

バス通勤などは選択肢として有用だと思いますが、雨の日だと遅れてしまうからあまり乗りたくないという声もお聞きしました。

病院によっては最寄り駅と病院間に職員専用の送迎バスや、医師専用に送迎車などを用意しているケースもあるため、通勤手段に関しては担当者に確認を取った方が良いかと思います。

通勤手段が変わるだけでもQOLが上がったりもするため、ただ電車通勤で行けるところが良い、ただ車通勤が出来るところが良い、では見えないものもあります。

ご不安な方は、一度、面接前に通勤時間帯にご自宅から医療機関まで通勤のテストをしてみると良いかもしれません。

また、現在進行形で通勤方法などでお悩みの方は、一度ご相談いただけば幸いです。

医師ジョブでは求人担当者が、求人をいただいた際に通勤手当の詳細や車通勤時の手当・駐車場なども細かく確認しております。

ご不安な方はご相談いただく際に「このような医療機関を探している」とエージェントにお伝えいただければ、先生のご要望に合う求人をご提案いたします。


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