既に今秋や今冬のご転職予定で動かれる方も増えており、求人選びに迷われている方からのご相談もいくつかいただきます。
中には期待して今春入職したばかりなのに、面接での話と違ったので転職したい……という方もいらっしゃいます。
次に転職する際にはそんな事態をなるべく避けるため、求人を選ぶ段階で抑えるべきポイントを見ていきましょう。
自由診療の求人選びにおけるチェックポイント
コロナ禍で注目度も高まる「自由診療」は、美容医療から一部の不妊治療、再生医療とジャンルも様々です。
以前、下記の記事でも触れていますが、自由診療は総じて一定の人気がある分野と言っても過言ではありません。
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特に美容医療に関しては、男性の美容への関心の高まりといった後押しもあり、世間的にも以前に比べれば受け入れられてきていると言えます。
科目・経験問わずご相談可能な求人もある一方、科目・経験を限定してしっかりとしたスキルを求めるところもあり、自由診療に限った求人を見ていると非常に種類も様々なことに気づきます。
そうなると、科目・経験以外にどこを基準に求人を選べばよいのか、迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、自由診療の求人選びに際して最低限チェックしておきたいポイントを2点ご紹介いたします。
(1) 経験・科目・資格の有無
先ほども言いましたが自由診療にも種類があり、美容医療の中だけでも美容外科、美容皮膚科、男性医療、AGA、医療脱毛などで業務内容は大きく変わります。
業務内容によっては自由診療の経験者を求めたり、資格(形成外科や皮膚科の専門医、生殖医療専門医など)を求めるケースもあります。
その場合には施術や検査などを担当することもあり、責任ある業務にはなりますがスキル面の成長が可能な現場でもあります。
特に美容外科や男性医療で外科的治療を伴うものなどは、オペも行うため、しっかりとした施術の指導が受けられるケースが多いようです。
一方で経験・資格不問といった業務内容では、研修などを受けたり、マニュアルが用意されていたりする現場もあり、学べる環境が整っているケースもあります。
この場合には処方やカウンセリングなどが中心となるため、業務的に難しいことが要求されづらい環境です。
ご自身が何をしようとしているのか/どんな経験を積まれているのかによって、応募できる求人が大きく変わるのも自由診療の求人の特長です。
(2) シフト制/曜日固定制
自由診療の場合、働き方が病院とは異なり、曜日固定ではなくシフト制というケースも見られます。
シフト制の場合は毎月希望休を聞いてシフトを調整するという形になりますが、予定に合わせて柔軟に出勤日が調整できるため、働き方としてそちらの方が合っているという方も中には居るかと思います。
反して曜日固定の場合には急な予定が入った場合に対応が難しい一方、ご自身の決まった休日があるため予定を組みやすいという利点もあります。
働き方として無理なく働けるだけでなく、ご自身の状況にあっているかどうかも一つポイントとなります。
どちらが良いのか、あるいはどちらでも問題ないのか、事前に希望はどちらなのか自分の中で確認しておきましょう。
最後に
以上、自由診療の求人選びのチェックポイントを簡単にご紹介しました。
記載した2点に関しては、基本的に自由診療の求人全体に関しての話となるため、先生のご希望によってはそのほか様々な確認すべき点があります。
もし気になる求人や、求人内のご不明点などがあれば、お問い合わせいただいて疑問を解消することもお考えください。
WEB掲載されていない情報や、非掲載求人等の情報が手に入ることもあるため、思わぬ求人との出会いがある可能性もあります。
しかし、やはり面接を受けて担当者や院長先生などとお話をしてみて、職場・環境などの確認を行うことも大切です。
条件面だけでは見えない箇所は、面接の場や見学などの場で実際に自分の目で確認してみましょう。
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また、面接を受けたら断りづらい…と言う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
医師ジョブのような転職支援会社をご利用いただければ、そういった言いづらいことも専任の担当者がお伝えいたしますので、気負わずご相談ください。